実家に帰ろうか、このまま続けようか。
そう迷える状況って、実はまだ余力がある証拠なのかもしれない、と今は思っています。
私の場合は、迷う余裕すらありませんでした。
転職をきっかけに関西から関東へ移り、会社の社宅に住んでいたのですが、仕事を辞めることになって。
貯金もほぼなく、正直かなり疲れていたので、地元の実家に戻るしかない、という状況でした。
「帰りたくなかったか」と聞かれると、そうでもなくて。
余力があれば再就職して、一人暮らしを続けたかった。
でもそのとき手元にあったのは、ほぼ空の口座と、じわじわ削られた体力だけでした。
あれから半年ほど経ちます。
実家暮らしをしながら気づいたこと、よかったこと、しんどかったこと。
迷っている人の視野が少し広がればいいな、という気持ちで書いています。
結論|実家に戻ったこと、個人的にはありでした
結論から言うと、実家に戻ったこと、個人的にはありでした。
自分の時間が減ったり、相手のペースに合わせる場面が増えたりと、正直しんどいなと感じることもあります。
でも、1人で頑張りすぎて気力を使い果たしていたあのタイミングに、いったん立ち止まれたのはよかった気がしています。
ただ一つ、戻る前に決めておいてよかったことがあって。
それは期限を設けることでした。
目標金額が貯まったら一人暮らしを再開する、というロードマップを自分なりに作っておいたことで、「実家に戻る=後退」ではなく、「次に向けての充電期間」という感覚で過ごせるようになりました。
この記事では、実際に戻ってみてどうだったか、正直に書いていきます。
一人暮らしの感覚を、意識的に残しておいた
実家に戻るとき、一つだけ決めていたことがありました。 一人暮らしのときの習慣を、できるだけ手放さないこと。
環境が変わると、自分でも気づかないうちに生活リズムが実家のペースに染まっていきます。それ自体が悪いわけじゃないけれど、「気づいたら何もしなくなっていた」という状態は避けたかった。
だから戻る前に、自分の習慣をメモしておきました。
- 朝はプロテインを優先する
- 起床時間はなるべく固定する
- 座りっぱなしにならず、スタンディングデスクで作業する
- コーヒーは自分でレシピを決めて淹れる
- 支出は一人暮らしのつもりで絞る。浮いた分は貯金か自己投資へ
こんな画像も記録として残しておいたり…。(当時、冷蔵庫に貼ったりしていました。)


完璧には守れない日もあります。
でも「リストがある」というだけで、自分の軸がどこにあるかを思い出しやすくなる気がしています。
実家にいても、自分の暮らしを設計するのは自分、という感覚を手放さなかったことが、一番よかったかもしれません。
生活の土台が安定した分、やってみたいことに手が届いた
一人暮らしのときは、生活を維持するだけでかなりのエネルギーを使っていました。
家賃・食費・光熱費。全部自分で管理して、全部自分で払って。
それが当たり前だと思っていたけれど、実家に戻ってはじめて「あ、結構消耗していたんだな」と気づきました。
固定費の負担が減って、体力が少し戻ってきたころ、このブログを始めました。
一人暮らし中にやりたいと思いながら後回しにしていたことが、実家に戻ってから動き出した、というのは少し皮肉な気もします。
でもたぶん、余白がないと新しいことって始められなくて。
追い詰められた状態で何かを始めようとしても、長続きしないことは身をもって知っていたので。
「安定している場所にいる間に、次の足場を作る」
そういう使い方ができると気づいてから、実家暮らしの見え方が少し変わりました。
期限を決めたら、ショートステイに変わった
実家暮らしで一番怖いと思っていたのは、ズルズル続けてしまうことでした。
居心地がよくなればなるほど、「もう少しだけ」が積み重なっていく。
気づいたら数年経っていた、という話は珍しくないと思っていて。
それが嫌だったので、戻ってすぐにロードマップを作りました。
(その時の話はまた後日、記事にできたらと思います。)
内容はシンプルで、目標金額が貯まったら一人暮らしを再開する、というものです。
ゴールが決まっただけで、実家暮らしの感覚がじわっと変わりました。
「戻ってしまった場所」ではなく、「期間限定で使っている拠点」という感じに。
ショートステイって、悪くないんです。
家賃がない分、貯金のペースが上がる。
体力が回復する。
次の一人暮らしに向けて、どんな部屋にしたいか、何を買い直したいか、ゆっくり考える時間ができる。
焦らなくていい期間、と思えるかどうかで、たぶん過ごし方がだいぶ変わる気がしています。
帰ってみて気づいたこと、正直に
実際に戻ってみて、よかったことと、しんどかったことを正直に書いておきます。
よかったこと
・お金と心の余裕が戻ってきたこと。これは想像以上でした。
固定費が減っただけで、こんなに気持ちに余裕が出るのかと、少し驚いたくらいです。
・助けてもらえるありがたさに気づけたこと。
一人暮らしをしていたときは、全部自分でやるのが当たり前でした。
でも実家に戻って、ごはんが用意されていたり、体調が悪いときに気にかけてもらえたりすると、
ありがたいなあって思ったりもして。
一人暮らしを経験していなかったら、たぶん忘れたままだったと思っています。
しんどかったこと
自分だけの時間が減ること、相手のペースに合わせる場面が増えること。
これは正直、今も慣れないときがあります。
一人でいる時間が好きな人には、ここが一番きついかもしれません。
どちらが正解、ということではなくて。
こういう面があるということを、知っておくだけでも少し違うかもしれない、と思って書きました。
一人暮らし再開に備えて、少しずつ準備していること
実家にいる今も、次の一人暮らしのことをぼんやり考えています。
部屋のこと、家具のこと、生活の仕組みのこと。
一人暮らしって、家のことを全部自分でやるぶん、できるだけ暮らしの摩擦を減らしておきたくて。
前回の一人暮らしで「これがあってよかった」と思ったものを、少しずつ整理しているところです。
スマートホーム系のガジェットもその一つで、照明や家電を自動化しておくと、朝の支度や帰宅後のルーティンがぐっとラクになる気がしています。
実家にいる今も、いくつか試しながら次の部屋のイメージを作っています。
実際にやってみた工夫の一つを以下で紹介しています。
よければこちらも参考にしてみてください。
まとめ
実家に戻ってから、半年ほど経ちます。
一人暮らしに戻るタイミングは、まだ決まっていません。
ロードマップは作ったけれど、予定通りにいくかどうかはわからなくて。
それでも、あのとき無理して続けていたら、もっと長く動けなくなっていたかもしれない、という気がしています。
帰ってきたことを後悔しているかというと、そうでもないんです。
迷っている人に「帰っていいよ」と背中を押したいわけでも、「続けたほうがいい」と言いたいわけではないです。
ただ、どちらを選んでも、自分の暮らしを設計するのは自分だという感覚を持っていられたら、きっと大丈夫な気がしています。
この記事が、誰かの選択肢を少しだけ広げるきっかけになればうれしいです。
関連記事
\この記事を読んだ方におすすめ!/










