転職活動で年収より大事なものに気づいた

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こなな

こんにちは。こななです!転職活動中に気づいた、年収より大事なことを書きました。

転職するなら、最低でも今と同じ年収は必要だと当たり前のように思っていました。
なぜその金額を目指しているかは、あまり考えずに。

求人サイトを開いて、とりあえず年収でフィルターをかけたり、
現職より高ければいい求人、低ければ閉じる。
そういう選び方を、当然のことのように続けていました。

生活を快適に保つにはお金がいる。それは本当です。
ただ、「なぜその金額なのか」という目的意識が、そもそも抜けていたんです。

そのころ出会ったのが、「キャリアアンカー」という考え方でした。
診断してみたら、意外な結果が出て。
年収より先に確認すべきものが、私にはあったんだと気づきました。

年収の数字より、自分が何を大事にしているかを先に知っておけばよかったと、今は思っています。

目次

キャリアアンカーって、何だろう

キャリアアンカーとは、「仕事で絶対に手放したくない価値観・欲求・能力の組み合わせ」のことです。
アメリカの組織心理学者エドガー・シャインが1978年の著書『キャリア・アンカー』で提唱しました。

アンカーとは「錨(いかり)」のこと。
どこへ行っても、自分を引き止めるように働く価値観がある、という意味合いです。

8つの種類があります。

・専門性を磨き続けたい(専門・職能別コンピタンス)
・組織全体を管理・統括したい(全般管理コンピタンス)
・自分のやり方・ペースで働きたい(自律・独立)
・雇用や生活基盤を安定させたい(保障・安定)
・新しいものをゼロから作り上げたい(起業家的創造性)
・社会や人の役に立つ仕事がしたい(奉仕・社会貢献)
・困難な問題への挑戦に意味を感じる(純粋な挑戦)
・仕事とプライベートのバランスを保ちたい(ライフスタイル)

私がこれを知ったのは、オンライン学習系のサービスを使っていたときでした。
キャリア系のコンテンツで出てきて、「こういう切り口があるんだ」と思ったんです。

転職活動中、軸として意識していたのは職種・年収・勤務地・会社の規模。
全部、外側の条件なんですよね。
キャリアアンカーは、条件を選ぶより手前にある話で、「自分が何を大事にしているか」を先に整理するためのもの。
知っていたら、選び方がだいぶ変わっていたかもしれない。

自己理解についてはこちらの記事でも書いています。
自己理解をやってみたこと

診断してみたら、予想と違う結果が出た

概念を知ったあと、実際に診断もしてみました。

受ける前、結果はなんとなく想像していて、慎重な気質だから「保障・安定」が出るだろうと。

実際に出たのは、「自律・独立」で少し意外でした。

自分のペースで働くこと・生活とのバランスがそんなに強く出るとは思っていなかったので。
でも言われてみると、そうかもしれないとも思いました。

1社目のころは、専門性を意識していました。
高い評価をもらえるくらい本業の仕事に向き合っていた時期があって、あのころ診断していたら「専門・職能別コンピタンス」が出ていたと思います。

転職を重ねて改めて診断したら「自律・独立」。
その変化が、実際に自分を客観視した結果だという実感が持てました。

キャリアアンカーは固定じゃなくて、今の自分が何を大事にしているかを映すもの。
時期が変われば、結果も変わっていい。

「年収より自由度」という結論に至るまで

転職活動中、求人を見るときの基準はほとんど年収や職種でした。
現職より高い・低い。それだけで、ほぼ判断していました。

2社目に転職したのは、専門分野に中長期で関わりたいと思ったからです。
ただ、入ってみてわかったのは、組織の規模が大きくなるほど、一人の裁量は小さくなるということでした。
「この方向に進むほど、自分でできることが減っていく」という感覚が、少しずつ出てきました。

年収と裁量は、ある程度比例します。
責任が増えれば収入も増える。それ自体はそうです。
でも、その方向が自分に合っているかどうかは、別の話でした。

結局、その職場は短期で離職しました。

そのあと転職活動を続けながら、キャリアアンカーの診断結果を思い出しました。
「自律・独立」が出ていたこともあり、合う組織を探し続けるより、自分の仕事を作る方向が合っているかもしれない、と思ったのはそのころです。

年収を上げることと、自分の裁量で動けることは、必ずしも同じ方向を向かない。
それに気づいたとき、キャリアアンカーの結果が初めて腑に落ちた気がしました。

転職の経緯についてはこちらの記事でも書いています。
転職のタイミング、どう判断したか

お金より価値観を先に知っておけばよかった

お金があると、不自由を減らせます。
ただ、転職活動をしていたころの私は、「増やすこと」が目的になっていました。
なぜその金額を目指すのか、何のために稼ぐのか。
そこまで考えずに、数字だけを見ていた気がします。

診断で「自律・独立」が出ても、すぐに「そうしよう」とはなりませんでした。
あくまで診断なので、と思っていたし、自由や裁量を優先したいと言い切る勇気も、当時はなかったです。

でも、それをおざなりにしたまま進んだことで、自分がしんどくなることにはきちんと気づけました。
経験してはじめて、「やっぱりそこが大事だったんだ」と思えた感じがあって。
今となっては、無駄な経験は一つもなかったと感じています。
自己理解に必要なプロセスだったと。

価値観を先に知っておけば、何を目的にお金を使うかも変わっていたかもしれない。
知っているだけでは変わらないし、経験とセットじゃないと自分には刺さらなかった。
それも含めて、今の自分の一部になっている気がしています。

仕事のやる気や働き方の違和感についてはこちらでも書いています。
仕事のやる気が出ない20代へ

まとめ

キャリアアンカーは、転職活動の軸を整えるためのツールではなく、自分が何を大事にしているかを確認するためのものだと、私は思っています。

診断だけでは変わらないし、経験がないと実感もできない。
それでも、知っておくことで見え方が少し変わる場面は、あると思います。

転職活動中に、年収の数字を見ながらなんとなく違和感があった人に、届いたらうれしいです。

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この記事を書いた人

会社員をしながら副業(ブログ・Kindle出版)と生活設計に取り組む、20代後半。転職4社・休職・短期離職を経て「削られやすい環境の条件」を言語化してきた。今はブログ30記事・Kindle1冊を積み上げながら、組織に依存しない暮らしを少しずつ設計中。

▶ プロフィールを読む → https://www.konana-log.com/profile/
📖 Kindle「やりたいことが言えなかった」→ amazon.co.jp/dp/B0GX2R4SJP

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