転職活動で大量応募した時に気づいた他人軸の話

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こなな

こんにちは。こななです!約90社に応募した転職活動の体験をまとめました。

「あなたはなにがやりたいの?」と聞かれて、すぐ答えられますか。

わたしはずっと、答えられませんでした。
転職活動中に面談で聞かれても、査定に向けた目標設定の時期に聞かれても、毎回言葉が詰まって。「同じこと言ってるね。」と言われたこともあります。(今ならおかしいと気づけるんですけど)
「ちゃんと考えていないからだ」と思っていたけれど、本当は違っていたと今は思います。

気づけば、仕事の目的が「期待に応えること」になっていました。
評価されたいとか、嫌われたくないとか。
そういう外側からの力で動いていて、自分の内側を確認するクセが、いつの間にかなくなっていました。

この記事では、わたしが転職活動で盛大にやらかして、そこから少しずつ自分軸を取り戻していった話を書きます。
解決策の提示ではなく、「同じ失敗をしなくていい」という意味で書いています。

過去のわたしと似たような場所にいる人に届いたらうれしいです。

目次

気づいたら「期待に応えること」が仕事の目的になっていた

仕事で問題を起こしたことは、ほとんどありませんでした。
締め切りは守る、頼まれたことは断らない、空気を読んで動く。
傍から見れば、ちゃんとできている人だったと思います。

でも2年目を過ぎたあたりから、ぼんやりとした疑問が出てきました。

「わたし、何のために頑張っているんだろう」

達成感が薄いわけでも、特に不満があるわけでもない。
ただ、何かに追われるように動いていて、それが自分の意志なのか、
周囲に合わせているだけなのか、区別がつかなくなっていました。

「好き嫌いせず、まずやってみる」を正解だと思っていたので、
興味の薄い案件も引き受けて、乗り気じゃない仕事も続けていました。
それ自体が悪かったとは思っていない。
でも振り返ると、「これは本当にやりたいのか」と立ち止まる瞬間が、日々の中から消えていました。

転職エージェントに流されて、求人票90社に○×をつけた

変えたいという気持ちはあって、転職活動を始めました。
まず思いついたのがエージェントへの登録で、オフィスに面談に行きました。

担当者が席について数分後、印刷された求人票の束を持ってきました。
「これに○△×をつけていってください」

数十枚はあったと思います。
「え、これを今から全部?」と動揺しましたが、
次に「断ったら失礼かな」という気持ちが一瞬よぎって、
そのままペンを持ちました。

後から知ったことですが、最初に数を広げて選考で絞るのはエージェントとしての一つのやり方らしい。
でも当時のわたしは、自分で考える前に流れに乗ってしまっていました。

結果、書類を送った企業は合計90社ほどになりました。
毎日のようにお祈りメールが届いて、じわじわと消耗していきました。

今思えば、軸がないまま量だけ増やしても、消耗するだけで前には進めない。
でも当時は「何がしたいか」を問う前に、動くことで不安を紛らわせていたんだと思います。

関連記事:転職活動、やってみて一度やめた話

「あなたはなにがやりたいの?」と聞かれたとき、答えられなかった

転職活動がうまくいかないまま、しばらく時間が経ちました。
一人で本を読んで、診断を受けて、同じ問いの前で詰まる。
その繰り返しに限界を感じて、コーチングつきのプログラムを受けることにしました。

最初のセッションで聞かれました。
「今、何を一番変えたいですか?」

頭では答えが出てくる気がしていました。
でも実際に声に出そうとすると、言葉がうまく出てこなくて。
「働き方を変えたくて」「やりたいことが見つかっていなくて」と話しながら、
自分がどこかふわふわした言葉しか使えていないことに気づきました。

コーチがすごかったというより、人に話すと自分の輪郭が見えてくる、という感覚でした。
一人で考えているときは「分かってるつもり」でいられる。
でも声に出して誰かに届けようとした瞬間、うまく言葉にできない部分がはっきりします。

「答えられない」じゃなくて、「答えを持っていなかった」んだと、
そのとき初めて分かりました。

ずっと他人の期待に応えることを優先してきたから、
自分が何を望んでいるかを確認する習慣が、そもそもなかったんだと思います。

関連記事:「やりたくないこと」は分かるけど、「やりたいこと」が分からない話

他人軸が染みついていると気づいてから、少しだけ変わったこと

気づいたからといって、すぐに変わったわけではありません。

ただ、「なぜ答えられないのか」が分かってからは、自分への問い方が少し変わりました。

「これをやるべきか」ではなく、「これをやりたいか」。
「断ったら迷惑じゃないか」ではなく、「本当はどうしたいか」。
一秒だけ止まって、自分に確認する習慣を意識するようになりました。

完全に変われたとは言えないし、今も流されそうになる場面はあります。
でも「あ、また他人軸で動いてるな」と気づけるだけで、少し手前でブレーキを踏めるようになった気がしています。

気づくことが、変わることの始まりだったと今は思います。

もし過去のわたしと似たような場所にいるなら、
大きく変わろうとしなくていいと思います。
まず「今の自分は、誰の期待で動いているか」を一度だけ確認してみる。
それだけで、少し景色が変わるかもしれません。

まとめ

他人の期待に応え続けた結果、自分の軸がなくなっていました。
転職活動でそれが一番はっきり出て、約90社に書類を送って消耗して、
やっと「何がしたいか分からないのは、確認してこなかったからだ」と気づきました。

解決策を見つけた話ではなく、失敗から少しずつ気づいていった話です。

もし「なんとなく頑張っているけど、空っぽな感じがする」と思うことがあれば、
それはサボっているからじゃなくて、外側に合わせすぎてきたサインかもしれません。

同じような場所にいた人に、少しでも届いたらうれしいです。

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この記事を書いた人

会社員をしながら副業(ブログ・Kindle出版)と生活設計に取り組む、20代後半。転職4社・休職・短期離職を経て「削られやすい環境の条件」を言語化してきた。今はブログ30記事・Kindle1冊を積み上げながら、組織に依存しない暮らしを少しずつ設計中。

▶ プロフィールを読む → https://www.konana-log.com/profile/
📖 Kindle「やりたいことが言えなかった」→ amazon.co.jp/dp/B0GX2R4SJP

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